【徹底解説】CBNとは?CBNとCBDとの違いも解説

大麻由来の成分の一つ、CBN。CBNには多くの効果が期待され、日本でも徐々に注目されています。
しかし、CBNは実は大麻草から生成される成分のごく一部です。この記事では、CBNに焦点を当ててご紹介していきます。

 

本記事の目次
1.CBNとは
2.CBNとは別の他の物質について
3.CBDのほか大麻成分の違い
4.CBNのアントラージュ効果について
5.CBNの効果・効能
6.日本でCBNは合法
7.まとめ

 

1.CBNとは

カンナビノール(CBN)は大麻内にわずか1%しか存在しない化学物質です。大麻が空気に触れると、THCが酸化されCBNに変化します。つまり、古い大麻や空気に触れた大麻はCBN濃度が高くなります。

CBDを含む大麻草の成分であるカンナビノイドは、様々な疾患に対して研究が進んでいます。特にCBNは高い鎮静作用があり、不眠症にも効果があると注目されています。

 

2.CBNとは別の他の物質について

THCとCBDは大麻草に含まれる成分で、これらを総称してカンナビノイドと呼びます。THCは「ハイ」になる作用があるため、多くの国で規制されています。
しかし、両成分には身体への良い効果が実証されており、医療大麻として使用を許可している国や地域もあります。一方で、CBDは日本では規制対象ではありません。
CBDは病気の症状を緩和し、心身に様々な良い効果をもたらすことが確認されています。以下では両成分について詳しく解説します。


THC

テトラヒドロカンナビノール(THC)は精神を活性化する効果があります。視覚や聴覚が鮮明に感じられ、気分が高揚し「ハイ」になることが特徴です。
精神への影響が注目されがちですが、実は生体に対する作用はそれだけではありません。鎮痛や睡眠、抗がん作用などがあるとされています。カナダでは医療大麻としての使用が認められています。
ただし、日本では医療大麻は認可されていないため、注意が必要です。また、嗜好品としてマリファナを吸う行為とは異なる意味を持ちます。

 

CBD

カンナビジオール(CBD)は心身の健康に寄与します。摂取するとリラックス効果が得られます。日常の小さなストレス解消にも役立ちますし、うつなどの精神的な問題にも有効だとされています。

さらに、CBDはニキビなどの皮膚の炎症を緩和するため、美容業界でも注目されています。さまざまな病気の症状にも効果があることが実証されており、今後の研究の進展に期待が寄せられています。

 

 

3.CBDのほか大麻成分の違い 

CBNは最近注目を集めている大麻成分です。CBDと似た治療効果を持ち、鎮痛効果や抗炎症効果などがありますが、一方で独自の効果も見られます。

その中でも緑内障治療効果が挙げられます。緑内障は眼に炎症による圧力がかかって起こる症状であり、CBNの摂取によって眼圧が下がるため、治療法として期待されています。

さらに、CBNは睡眠障害の緩和に加えて、骨の成長と治癒にも効果があるのです。

 

4.CBNのアントラージュ効果について

CBNには鎮静効果や睡眠への作用がありますが、THCとの同時摂取による「THCの鎮静作用」の考え方が広がっています。

この見解はCBNに効果がないというわけではありません。CBNがTHCの鎮静作用をサポートするというアントラージュ効果があります。

他のカンナビノイドと一緒に摂取することで、アントラージュ効果が生まれ、その力を最大限に引き出せるのです。CBNは他のカンナビノイドよりも効果が強く、さまざまな悩みを抱える人にとって画期的な成分と言えます。

※なお、日本でTHCは規制されています。

 

5.CBNの効果・効能

次に、カンナビノール(CBN)の効果について詳細に解説します。結論として、以下の3つの効果が期待できます。

1.睡眠の改善
2.骨の成長を助ける
3.食欲を刺激する

1.睡眠導入効果
よく眠れるようになる。

CBNには「鎮静作用」があり、睡眠の改善に高い効果があります。研究によると、CBNの鎮静効果は他のカンナビノイドよりも強力で、睡眠障害を抱える人にとって画期的な物質とされます。今後の研究により、睡眠障害やうつ病の治療薬としての可能性も考えられます。

2.成長促進効果
骨の成長を手助けする。

CBNは骨組織の成長を助ける効果があります。特に骨折からのリカバリーに良いとされ、骨の成長を促す間葉系細胞を刺激することによって、骨を強くする働きがあります。臨床研究の進展により、CBNは将来の骨折治療法として有望な成分と考えられます。

3.食欲増進効果
食欲が増える。

動物を使った研究によれば、CBNの摂取は食欲を刺激する作用があります。これにより、食物の摂取量が増えることが確認されました。THCにも食欲増進効果はあるものの、その精神作用を避けたい人にはCBNが代替成分として期待されます。

 

CBNは食欲を改善したい人のための治療法として活用される可能性があります。体が弱っているが食欲がないといった悩みを解決する手段として、CBNが有益な成分となります。

CBNは大量抽出できない

CBNはTHCの酸化と分解によって生じるカンナビノイドです。時間が経つにつれて、カンナビノイドのTHCがCBNに変換されるのです。そのため、大麻からは微量しか抽出できません。

また、CBNを生成するためには大麻草を成熟させる必要があり、それゆえに加工には時間と手間がかかります。数年に及ぶ時間が必要になることもあります。しかし、絶えず研究が進められており、CBNの生産方法に対する期待が高まっている成分と言えるでしょう。

 

6.日本でCBNは合法

日本での合法性が最も気になる点だと考えます。結論として、現在の日本ではCBNに対する特定の規制はなく、合法であると言えます。規制の対象はTHCを含む大麻に限られています。

 

下記は弊社で大人気のCBN製品になります。

 

 

Amnesia Haze CBP 30%

 

Silver Haze CBP20%

 

7.まとめ

この記事では、カンナビノール(CBN)の特徴や期待される効果、他の大麻成分との違いについて紹介しました。
CBNには独自の効果があり、不眠症や緑内障治療に役立つとされています。また、THCの鎮静作用をサポートする「アントラージュ効果」についても説明しましたね。
ただし、THCは違法でありCBDは合法という法律の規制は、今後どのようになるかは不透明です。日本政府の対応に注目する必要があります。
DICEでは大麻関連の情報を提供していますが、大麻の所持や使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により厳しく禁止されています。絶対に大麻を使用しないでください。